借金の問題

借金問題について、過払金を計算する際は、完済前の取引も含めた全ての取引を対象として計算するのが原則です。。もっとも、一旦完済してから再度契約するまでに長期間経過しているような場合、消滅時効(ある権利がないという事実状態が一定期間継続した場合には、その事実状態どおり法律上も権利がなくなってしまうという制度)により、完済前の取引が対象とならない場合もあります。しかし、裁判例では、長期間の空白期間がある事案においても、完済前後を含めて全ての取引を対象と認めたケースもあります。完済前の取引のうちどこまで対象となるかは、事案によって異なりますから、不安に思う方は、借金の問題に強い法律事務所までご相談ください。blog